テシゴト・テアソビ。もっと自由に、もっとのびやかに

書で生きる 小野六花さん

Q.書家として、
   活躍の場がどんどん広がっていますね。
書を前にして



小野:書をライフワークとして、後進の指導や展覧会活動のほか、書にかかわるさまざまな場で活動を広げてきました。企業や店舗のロゴデザイン、タイトルなどの商業書道をはじめ、店舗内インテリア書、ディスプレイ用書、個人のオーダー書なども手掛けています。最近では、イメージに合わせて額装、軸装にした書などのオーダーも増えてきてうれしいです。ゆっくりとお話を聞かせていただいて、私なりにイメージを広げて創作するのが楽しいですね。

Q.パーティイベントにも参加されたとか?
書を前にして

音楽にあわせて筆を運ぶのも新鮮

小野:御津のリゾートホテルで行われたパーティ「フルリール」で、日舞・ピアノ・太極拳など、さまざまなパフォーマーとともに書道パフォーマンスを行わせていただきました。
ゆずの「虹」「栄光の架橋」のピアノ演奏に合わせて筆を走らせるというパフォーマンスです。100名ものお客様の前で初めての経験。とても緊張しましたが貴重な体験でした。「格好良かったよ」とか「惚れました」、「私も書を習ってみたくなった」など、あたたかな感想を頂戴したことも忘れられません。何か、書の新たな可能性を感じたひとときでした。これからも、何か書にかかわるパフォーマンスなりイベントなりに参加する機会があれば積極的に関わりたいと思いますね。とにかくおもしろかったですから(笑)。

Q.これからの作品づくりについて、
   何か思いはありますか?
糸を前にデッサンしてイメージを固める大塚さん

とにかく毎日書にふれていたい

小野:新たに「こうしよう」ということではないのですが、枠にとらわれない、自由な発想、のびやかな気持ちで書に取り組む。この思いは忘れたくないですね。また、ともすれば時間に追われ、ゆっくりと墨を摺って筆を走らせる時間がとれないこともありますが、たとえ少しの時間でも,毎日作品づくりに集中することを心がけたいです。